スウェーデン式サウンディング試験は、原位置における土の硬軟、締まり具合または土層の構成を判定するため、土の静的貫入抵抗( Nsw : 1m 当たりの半回転数)を求めるものです。
試験機は、スクリューポイント、ロッド、載荷・回転・引抜き装置で構成されます。本試験は、日本工業規格として規格化(JIS A 1221)されており、人力で押し込み・回転するものが主流です。しかし、近年機械化されたシステムも多用されています。
試験方法は、スクリューポイントにロッドを介して荷重を載荷したときの荷重と貫入量の関係、および 1kN の荷重で貫入停止後、ロッドを回転させたときの回転数と貫入量との関係を求めるものです。